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2009.07/09(Thu)

鍵 後編

 これはARIAの二次創作小説、ジャンルは暁灯里です。
ご勘弁な方はバックを推奨いたします。
また、『鍵 前編』 『鍵 中編』をご覧になっていない方はそちらから先にご覧下さい。

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   鍵   後編



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 すっかり陽も落ちた頃、ようやく家主が帰ってきた。待ち人はまだ帰っていない。暁は灯里が出かけた時と同じように、オフィスのソファに坐っていた。灯里の用意した小説をぱらぱらと捲り、『童話だったんだ……。けっこう分かりやすいじゃねえか。今度もみ子に借りよかな、この本』などと思いながら。

「ただいま帰りました~!」
「ぷいにゅ~~い!」
「お~う。しっかりやってきたかぁ?」
 という青年の問いに、
「もーばっちりですっ!」
「ぷいにゅっ!」
 少女と火星猫は、そろってVサインをしながら答えた。
「あーさよかさよか。良かったな」
 気のない返事の暁に気分を害した様子もなく、灯里は店のシャッターを締め、閉店作業を手早く済ませる。
「すっかりお待たせしてすいません。アリシアさんももう少しで帰ってくると思うので、手早く晩ご飯作っちゃいますね。暁さんも上に上がって待っててください」
 そう言いながら、階段を上がり始める灯里。その後にアリア社長を肩に乗せ、アリシアの荷物を大事そうに抱えた暁が続く。
「ああ。朝から待ちまくってるからな! ここまで来たらどこまでも待てるぞ、今のオレ様は」
「……出来るだけ早くしますね……」
 苦笑しながらすぐに台所に引っ込み、エプロンを着けて調理にかかる灯里の後ろ姿。それを見た暁は、何故か少しだけどきりとした。荷物をリビングに隠すように置いた後、アリア社長をかまいながらその答えを探したが、やっぱり分からなかった。

 やがて、台所からいい匂いが漂ってきた。どうやら今夜の献立はオムライスのようだ。さすがにこのままだらだらと待つのも悪いと思った暁は、台所にいる灯里に向かって声を掛けた。
「おーいもみ子よ、何かオレ様にも出来る仕事はないのか。このままじゃ暇でくさっちまう」
「えー? いきなり言われてもそうそうありませんよ……。あ! そうだ。そこの戸棚にグラスがありますから、人数分出して麦茶入れといて下さい。冷蔵庫にありますから」
「おう。まかせとけ」
「アリシアさんの分も忘れないで下さいね」
「何をいっとるかっ! このオレ様、自分の分は忘れても、アリシアさんの麦茶を忘れる訳がなかろう! 寝言は寝てから言うものだぞ、もみ子よ」
「寝言じゃありませんし、もみ子でもありません、よっ、と! もう出来ますからね~」
 よっ、というかけ声とともに慣れた手つきで卵を丸める灯里と、
「おお! そうか! では早いとこやっつけちまわねえと!」
 がちゃがちゃとグラスを出し、不器用な手つきながら麦茶を注ぐ暁。

「うふふ。こうやって見ていると、新婚さんみたいね」
 不意に後ろから、聞き慣れた柔らかい笑い声が聞こえて来た。瞬間、暁の顔がだるまのように赤くなる。憧れの人の言葉が聞こえたことと、単語の中の“新婚さん”に過剰に反応した結果だった。麦茶をこぼさずに済んだのは彼にとって奇跡だったろう。
「あ! アリシアさん! お帰りなさーい!」
 しかし、嫁の対象者である灯里は全く気にしないまま、帰って来たアリシアに明るく声を掛ける。ここまで意識されていないのかと思うと何故か少し悲しくなる暁だった。
「ぷいにゅ~いっ!」
「ただいま。灯里ちゃん、アリア社長。暁くんもいらっしゃい」
「ああああアリシアさん。おかえりなさなさな……いでっ」
 にこやかに階段の下から顔を覗かせる先輩と、台所から満面の笑みで迎える後輩、ソファの上から階段に向かってとてとてと走り寄る火星猫に、がちがちに固まった上に舌をかんでもがいている青年、そして夕げの暖かな空気が、そこには溢れていた。
「あら、今日の晩ご飯はオムライスなのね? 灯里ちゃんのオムライス、卵がふわふわしてて、それはもう絶品なのよ」
 完成間近の本日の献立に即座に気づき、アリシアは暁に説明した。真っ赤な顔のまま、こくこくと頷く暁。先ほど彼女から飛び出した“新婚”発言は、すでに頭の中からすっ飛んで消えていた。そこへ灯里が出来上がったオムライスを運び、いつの間に用意していたのか、新鮮なサラダに暖かなスープまで添えて、卓に並べていく。
「じゃあ手を洗って来なきゃ。すぐ戻るからちょっと待っててね」
 いつもの柔らかな口調で、洗面所に消えるアリシア。暁はその後ろ姿に向かって、
「かしこまりました! この不詳暁! いつまでもお待ちしております!」
 直立不動で答えた。そんな彼に向かって柔らかな微笑をくれたアリシアに心底感動を覚えながらも、あわてて自分の作業――麦茶をグラスに注ぐことに集中した。ちょっと手もとが震え、おぼつかなげではあったが。
 何とかミスもなく注ぎ終えた暁は、汗もたいしてかいていないというのに、額の汗を拭いながら「ふーっ」と息を吐く。アリシアが戻ってきたのは丁度その時だった。先ほどまでかぶっていた制帽を脱ぎ、その見事な金髪をなびかせながら。弛緩した顔で見とれていた暁はあわてて表情を引き締め、グラスを渡す動作を開始した。真っ先に渡す人物はもちろん、彼にとっての天使、アリシアからである。

 全ての食事が食卓に並べられた。暖かな雰囲気と美味しそうな匂いに、アリア社長のお腹が「ぐ――!」と鳴る。それを聞いて皆が一斉に笑った。そして。
「いただきまーす!」「ぷぷぷいにゅうぅ!」
 元気な三人と一匹の声と共に、和やかに食事は始まった。特に暁にとっては夢のような時間だ。昨日だけでなく今日までも、あのアリシアさんと一緒に夕食が食べられるのだから。

◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇

「ごちそうさまでしたー!」
「ごちそうさま。とても美味しかったわ」
「ぷぷぅ……」
「ふー! 食った食った! ごっそーさん」
 それぞれの言葉で『ごちそうさま』の挨拶をする。あれだけあったサラダも、スープのおかわり分も、もちろん灯里の絶品オムライスも全て完食していた。アリシアさんとの会話と食事に夢見心地だった暁も、ここで本来の目的を思い出す。
「ちょっと失礼しますっ!」
 そう言うや否や、隣のリビングルームに目立たぬように置いておいた件の商品をどたばた騒々しい音を立てながら取りに行き、すぐに食堂へと取って返す。
「ああああああアリシアさんっ!」
「はい?」
「ここここれをっ! 本日届きました業物でございますっ!」
 将軍に上納品を献上する武士のごとく、居住まいを正してアリシアの前に差し出す暁。どうにも手もとが震えているのがいまいち格好悪いな、などと自分でも思うのだが、手の震えは止まらない。
「あらあらまあまあ! この為にわざわざ来てくれていたのね? ありがとう、暁くん」
 ただ商品を出しただけであらかたの事情を察したアリシアは、通販商品を受け取りながら暁に礼を述べた。溢れんばかりの笑顔と共に。それだけで天にも昇る心持ちな彼だった。
「い……い……いえ……。これくらい全く大丈夫です気にしないでください……」
 いつもの彼らしくなく、とても小さな声で呟く暁。丁度そこへ食器を洗ったばかりの灯里と、必死に彼女のお手伝いをしていたアリア社長がそこに戻って来た。そんな彼女と小さな社長にもお礼の言葉を。
「灯里ちゃんもアリア社長も、ありがとう」
「ええっ? いえいえっ! 私は暁さんにお願いしただけですし、お願いしようって考えてくれたのはアリア社長ですし……」
「ぷぷぷいうい!」
 恐縮する後輩と社長をやわらかく見たアリシアは、妙案を思いついたという風な表情で両手をぽんと合わせながら立ち上がった。
「そうだ! 今日のお礼に特製ココアを淹れてくるわね。これくらいじゃお返しにもならないだろうけれど……」
 最後はちょっとすまなそうに眉根を寄せて。
「うわぁ! アリシアさんのココア! ありがとうございます~」
「ぷいにゅ!」
「そそそそんな恐縮です! 心して頂きます!!」
 三者三様の反応で、アリシアに感謝の意を告げる。その様子を嬉しそうに見たアリシアは「待っててね」と言ってすぐに台所へ向かった。そんな彼女にふいに灯里が声を掛ける。
「アリシアさん、ココアって……」
「もちろん、生クリームのせよ」
「ふあ~、楽しみですー」
「うふふ。じゃあリビングで待っててね」
 アリシアは笑声を残すと、今度こそ台所に消えていった。小鳥のように軽やかな身のこなしで。

 彼女の残像を目で追いかけていた暁は、その視線をずらさずに、傍らの少女に声を掛けた。
「おい、もみ子よ」
「はい。もみ子ではありませんが何でしょう?」
「今日は本当にありがとな。貴様のお陰で天国にいるような気分だ」
「いえいえ、無理をお願いしたのはこちらの方ですし、今日は本当に助かりました。アリシアさんにもあんなに喜んで貰えたし。本当にありがとうございます!」
 ずしり、と、背中に重みが伝わってきた。立ったままの暁の半纏をつたってよじ登るアリア社長の重みだった。視線を背中に転じて、そちらにも声を掛ける。
「アリア社長も、ありがとよ」
「ぷいにゅ!」
 どういたしまして! というかのようにその場でふんぞり返ろうとするアリア社長。直立した暁の背中でそんなことをしたものだから、当然落下してしまう。床に接吻する前に難なく救出した暁は、そのまま社長を担いで自分の肩に乗せた。アリア社長はというと、ちょっとスリリングなアトラクションを楽しんだかのようなはしゃぎようだった。暁ならば落ちる前に助けてくれると分かっていたのだろう。
「じゃあ、リビングに行って待ってましょう」
「そうだな」
「ぷい!」
 そして二人と一匹は隣のリビングに移動した。ほどなくしてココアの甘い香りと共にアリシアが現れ、皆で談笑しながら美味しいココアを楽しんだ。

◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇

「じゃあな。本日は誠に有意義な一日であった。大儀であったぞもみ子よ!」
「いえいえ、こちらこそ本当にありがとうございました」
「だからもういいって。オレ様もかなり楽しかったからな。この件でお礼言うのはもう禁止な」
「えー。でもありがたかったんだから、ありがとうって言っちゃいますよ、やっぱり」
「えーいっしつこい! とにかく禁止! 分かったか!」
「はーい」
 玄関先で押し問答する家主と来客。端からだとどう見てもじゃれ合っているようにしか思えないのだが、当人たちにその自覚は皆無である。時間はすでに夜の9時を回っていた。
「すっかり遅くなっちまった。わりぃな、こんな時間まで」
「いえ、お気になさらず。気を付けて帰って下さいね」
「おう! 今日のオレ様に敵などおらんからな。気を付ける必要もないわ」
「ははは……。それじゃ、ありがとうござ……」
「だからっ! 礼言うの禁止!」
「はひぃ!」
 一通りのじゃれ合いも済み、ようやく一歩踏み出した暁だが、懐に手を入れたとたん足を止めた。振り向くと、頭にたくさんの疑問符を浮かべた灯里の顔があった。

「すっかり忘れてた。ほれ」
 そう言って握った右手を差し出す。不思議な顔をしながら差し出された灯里の左手に、ぽとんと落ちる金属の塊。その感触に、灯里が破顔する。
「ああ。私もすっかり忘れてました」
 それは、灯里が暁に託した、自らの家兼社屋の鍵だった。
「確かに返したからな」
「はひ」
「…………」
「…………」

 何故か双方とも無言で、灯里の掌に置かれた、鈍く光る鍵を見つめた。それは街灯に照らされ、それ自体が輝いているかのようだった。
「……なんか、月の光が、この鍵に降りてきたみたいですね」
 いつも聞き慣れた灯里の“恥ずかしいセリフ”だが、このときの暁はとっさに言葉を返すことが出来なかった。何故なら彼も同じように思っていたからである。柄にもなく灯里と同じことを思ってしまったこと、しかも不意打ちで“恥ずかしいセリフ”を喰らったこと、相乗効果で顔がゆでだこの様に赤くなってしまった。
「は……恥ずかしいセリフ禁止だ禁止ぃ!」
「わーっ! 暁さん静かに静かに!」
 あわてて禁止する暁だが、どうにも声が大きすぎた。灯里はあわててたしなめ、暁は口を押さえ、さらに真っ赤になってしまった。同時に勢いよく灯里に背を向け、そのままの姿勢で言い切る。
「とっ、とにかくっ! オレ様は帰るぞ。もみ子よ、見送りご苦労!」
「はひ。お休みなさい、暁さん」

 ようやく暁はその場から歩み去った。ARIAカンパニーが見える最後の曲がり角で、一度だけ振り返った。その戸口にはまだ家主がいて、こちらを見送っていた。ここまで振り返らなかったのは、自分自身の真っ赤な顔を彼女に見られたくなかったからである。夜の闇で気づいていなければ良いと思いながら、片手を軽く挙げて、そこを曲がった。すると戸口の少女も手を振り返して来た。それはもうぶんぶんと。
 曲がった後すぐに立ち止まり、暁はその曲がり角を見た。来るときはいつも、この曲がり角が待ち遠しくてしかたがないのだ。ここを曲がると彼のオアシス、ARIAカンパニーが見えるから。でも、帰り道の時は、胸中に小さな棘が刺さるような、何とも言えない気持ちを味わって曲がる。来る時には『今日こそは!』と息巻いているのだが、アリシアに気の利いたことも言えず、告白なんて大それたことも出来ず、自分のヘタレっぷりを再認識しながら曲がるからなのだ、と彼自身は思っていたのだが、例えばアリシアに会えてそれなりに好感触を得た、今日みたいな日にでもそれを感じる。
 しかもそれを思うとき、必ず脳裏に浮かぶのは、戸口で見送る少女の姿だったりするのだ。アリシアとの語らいとかいう場面じゃないあたりが、彼の理解を超えていた。

 再び歩き出しながら、ふと、軽くなった自分の右手を見下ろした。先ほど返却した鍵がまだそこにあるかのように、軽く手を握る。先ほど訪れた、短いけれど長い、無言の時間。あの時、彼は彼自身も驚くような思いを持っていた。

『この鍵、返したくねぇな……』

 何故そう思ったのか分からない。いや、アリシアが勤めている会社の鍵だから返したくないと思ったのだ、そう思いながらも彼の思考は乱れに乱れていた。
『いや待て、これはARIAカンパニーの鍵でもあるけどもみ子ん家の鍵でもあるんだぞ。だから鍵を返したくないってことはもみ子ん家の鍵を持っていたいということになっちまうわけで、それは非常にまずくて、て、何考えてんだよオレ――――!』
 頭が水蒸気爆発しそうな程の勢いで考えまくった暁だったが、途中で思考停止するに至り、頭を力の限り振って軽く気を失いかけた。
「……ダメだ。考えるとどうにも頭がイタくなる。今日はさっさと帰って寝よう。うん、そうするに限る。そしてアリシアさんと夢で語らうのだ! 今日ならいい夢見れる気がする!」
 ……どうやら今の彼には、早すぎる命題だったようだ。
 こうして彼は、浮き島へと帰って行った。

◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇

 一方同じ頃。
 閉じた扉の前で、じっと佇む水先案内人がいた。
 彼女は、家路を急ぐ火炎之番人が視界から消えた瞬間、えもいわれぬ寂しさを覚えていた。瞳は、先ほど彼から返してもらった左手の中の鍵から離れない。

『どうして……? どうしてこの鍵を暁さんから返してもらった時、“そのまま持っててくれていいのに”なんて思っちゃったんだろ……』
 こちらでも一人、自分の思考回路についていけない者がいた。鈍さは彼の遙か上を行っているだけに、答えが出るわけもない。

「……灯里ちゃん?」
 控えめに掛けられた声は、今日の日報を書くために少々残業していたアリシアのものだった。
「アリシアさん……」
 そう答えて、再び無言になってしまった愛しい後輩に、先輩は優しく声を掛けた。
「灯里ちゃん……。きっと時が答えを出してくれるわ。それまでゆっくり歩けばいいだけよ。焦らなくてもいいの。少しずつ、少しずつ進んでいけばいいのよ」
 その声は灯里の心に染み渡り、その奥底まで届いて綺麗な音を響かせた。
「……そうですね。なんだかよく分からなくて、ちょっと混乱しちゃいました」
 そう言って、いつものように笑う灯里。その笑顔はとびきり極上で、先ほどの寂しそうな姿など影も形も無かった。
「アリシアさん、帰る前に紅茶なんていかがですか? 郵便屋さんからとびっきり美味しい葉を頂いたんです」
「そうね、いただこうかしら」
 和やかに語らいながら、リビングへと向かう灯里とアリシア。その灯里の左手には、鈍色に光る鍵が握りしめられたままだった。

◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇


 彼と彼女が、その奥底に隠された気持ちを自覚するためには、しばしの時が必要だった。
 ゆっくり、ゆっくりと。
 時は流れてゆく。


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End.
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2009.06.25.脱稿
2009.07.10.筆削

Background Music=winding road 絢香×コブクロ

以下、あとがきです。


【More・・・】

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セルフライナーノーツ  ( 鍵 )
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 ようやく出来上がりました。タイミング良く完成したのでブログ一周年記念として落としてみました。

 まずは作中の暁に突っ込み返さねば。……すいませんねぇ暁さん。安直なネーミングで。
『足つぼくんウルトラスーパーDX』はB'zの『ultra Soul』と『SUPER LOVE SONG』を足してDXもおまけにつけました。安直極まりない。

 前と比べて、かなり書き方変えました。今まではセリフの間にやたら改行入れてましたが、冗長な文章で読みにくいかもと感じたので、思い切ってしまいました。更に文章の基本、段落も入れました。
 心機一転、“小説を書くってどういうことよ”から考えましたが、答えなど出るわけもなく。この為に銀英伝の打ち込みしたり他の小説を読んだりしておりましたが、本当に勉強することが多くて、大変面白かったし、基本をおさらい出来て良かったと思います。その割に身になってるかどうかは疑問ですが。
 会話のやりとりを丁寧に、状況説明をしっかりと。人物が話すセリフは、必ず該当人物が話すであろうセリフを書くことが自分の中での鉄の掟。ですが……何故かどえらく長くなってしまいましたね。

 本当は、『お二人がお付き合いした後の合い鍵話』なんてのがネタ帳にあったわけです。そちらを完成させようと思っていたのに、何故かこんな話になってしまいました。
 まだ彼女を意識するとかしないとか、そんな事を露にも思ってもいないときに、灯里から鍵を受け取ったらどうするんだろうこの健全男子は、と思いたったが吉日。最初はすらすらと出て参りました。久しぶりに味わう感覚でした。
 でも、後半はいつもの通り、ちょい難産でしたけれど。しかしウッディーが出てくれたあたりは、もうノリノリでしたよ。暁とウッディーの会話って、容易に想像がつくから止まるところを知りません。困ったものです。

 おやつのメニューには、密かに苦労しました。ネットで『イタリアのデザート』検索したり、某黄金伝○の“オードリーサイゼリヤで全メニュー食べ切る”を食い入るように見てみたり。結局黄金○説で空腹中枢を刺激し続けてくれたサイゼリヤのHPに行き、フォッカチオを使わせてもらうことに決めました。出来上がり時間の目安を知りたかったので作り方ももちろん検索。こういった情報収集は楽しいですね。普段は仕事がらみで検索する事が多いので、純粋に自分の趣味での検索ってのは楽しいものだと再認識しました。

 少しずつでもいいから、また以前のようにペース良く書くことが出来るなら御の字です。

 長文お読み頂き、誠にありがとうございました。
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テーマ : 二次創作小説 - ジャンル : アニメ・コミック

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●Re: ぬなっ!!

 お楽しみ頂けて幸いです。自分でも読み返してちょこちょこと修正しております。SS書くの久しぶりなものだから、どうにも文節とか言葉の使い方が変なところがありますね。勉強しなくては。
 暁は相変わらずですね。ヘタレだったり寝落ちしたりと、えらいダメダメになってしまいました。てか彼は「ヘタレ」と天野先生も言っておられたことだし。公認だから大丈夫。(おい)
 暁灯里の会話は打っててとても楽しいです。止まりません。初稿は「台本かよこれ」という位、会話だらけで成り立っておりました。間に状況説明やら心情やらを加えて出来上がりましたが、結局は相模の妄想が暴走した結果のSSとなっております。いつものことですね。
 やば。クロシアさんでしたかうちのアリシアさん。何故かクロシアさんになっちゃうんですね、私が書くと。恐らく好きだからでしょう、クロシアさんが。(お――い!)

> 以前、相模さんがおっしゃってた通り、アリシアさんと絡む暁は、どことなく痛い子ですよねぇ…(苦笑)
 てそんな古い話、覚えていて下さって感謝です。今でもそう思っております当方。アニメ見返すたびに……ああ、今日もイタい子だ、と思います。頑張れ暁。君の未来は多分明るい。
 ヨネキチさんのアリシアさんと暁会話、めっさ見たいです。て、ここでリクエストするのか自分。いつか筆がのった時にでも……。お待ちしておりますっ!

 どうも勢いだけで突っ走ったSSでARIAパワー充填できたとのこと、大変嬉しく思っております。と、いうことは。本編UP期待して待っててよかですか?

 一周年お祝いありがとうございます。これからも細々とやっていきますので、こちらこそ宜しくお願い致します!

相模水門 | 2009.07.11(土) 18:48 | URL | コメント編集

●ぬなっ!!

わぁ~い!!相模さんのARIA小説だぁ~!!
(もう一度、読み返し中)

えっと…暁君、留守番の意味無くないか?っと無粋な突っ込みを入れてみたり…(爆)
つーか、ニブ子な灯里と鈍感暁が楽しくて、楽しくて、つい仕事の休憩中に携帯で読んでた時に、思わず噴き出してしまいました(傍から見たら、かなり不審者だったかも(自爆))
そして、何より神出鬼没なクロシアさん(笑)
ウチのアリシアさんもそうですが、何気に現れては、爆弾を投下していきます。もはや、狙ってやってるんじゃないのか?と思わざるおえないんですよ。あの人は…。
んっで、自分で爆弾を投下しておいて、「あらあら、うふふ」でスルーしていくあたりが、晃さんが言う通り「小悪魔」っぽいと私は思います。
でも、それが許されてしまうのが、アリシアさん。まったく、摩訶不思議な人です(しみじみと実感)

以前、相模さんがおっしゃってた通り、アリシアさんと絡む暁は、どことなく痛い子ですよねぇ…(苦笑)
それが、今回の作品によく出てて、「うわっ、相模さん、そこまでいきますか?」と思ってしまった位です
ウチの暁は出番が少ないのもありますが、アリシアさんと絡んでる場面ないんですよ。今度、絡ませようかな?けど、痛い子になりそうだしなぁ(ちょっと悩んでみたり…)

さて、相模さんのARIA小説読んで、ARIAパワー(謎)を充填で来た事だし、本編を進めて行こうと思います

最後になりましたが、サイト開設一周年おめでとうございます
これからも、楽しいブログ、小説をお待ちしております
ヨネキチ | 2009.07.09(木) 19:52 | URL | コメント編集

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