10月≪ 2017年11月 ≫12月

123456789101112131415161718192021222324252627282930
--.--/--(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑
2008.07/10(Thu)

ちょっと重い話

私の通勤路の途中には、斎場がある。


ちょうど家と勤務先の中間地点。


何度か、駐車場から出て行く霊柩車を見送ったこともある。


無意識に駐車場の、車の停まりっぷりを見て、

『今日は葬儀あるんだな』と頭の隅で認識した時、必ずやってしまうことがある。



空を、見てしまうのだ。


どうしてそうしてしまうのか、思い出してみた。



数十年前、母方の祖母が亡くなった。

まだ若かったのに、と、周りの大人達は言っていた。

私は中学生になったばかりで、
ばあちゃんに、私の人生初の制服姿を見せたいな、と、思っていた。


お披露目出来たのは、


ばあちゃんの葬式の時だった。



通夜から告別式まで、ずーっと雨が降り止まず、

出棺の時、本降りになった。


母の妹である、熊本のおばちゃんにしがみつき、二人してわんわん泣いていたのだが、


私の耳にどこかのおばさんの声が届いた。



「涙雨だねぇ」



そうか、ばあちゃんも泣いてるんだなぁ…と、泣きすぎてぼうっとした頭で、薄ぼんやりと思っていた記憶がある。




父方の曾祖母の時は、
すごく爽やかな青空で、

ひいばあが眠るお布団に、窓から斜めに日が射していた。
ひいばあの全身を包み込むように。


ひいばあ、大往生だったなぁ、と、

高校生の私は、静かに泣きながら、ほっとしていた。




あれから十数年。

何度かお世話になった方々をお見送りした。


そのたびに、空模様を伺う。


亡くなった方が泣いてないか、辛い思いをしてないか、と。




最初に書いたあの斎場。

中に入ったのは二回だけ。

そのうちの一回は、

私が前、勤めていた会社の元上司の告別式だった。


ふざけたり、皆をからかったりしながらも、仕事はきちんとこなす、すごい人だった。

私も職場の皆も、ほとんどの人が、その人のことを慕っており、
何度も飲みに行ったり、お花見したり、鍋パーティーなんてものもした。

その人は、会社を辞めて暫くして、亡くなった。
自ら命を絶って。



告別式の日は、抜けるような青空で、

その見事な空を見て、十数年振りに大泣きした。




昨日もどなたかの葬儀があったようで、

とても気持ちのよい青空が広がっていた。

夜になっても雲ひとつなく、
見事な月が、空に居た。



いつか自分も死ぬだろう。
出来れば数十年後がいいな。

その時、すんごく晴れにしてやりたい。

泣いてる人も笑っちゃうくらいの青空にしてあげたい。




私を知ってる皆様へ。

ガラにもないこと書いたけどもさ、

ま、いつかその日が来たら、

私を少しだけ偲んで、



布団干せ布団

めっさめさ布団干し日和にしてみせるから





……駄目だ。自分の話になるとオチをつけてしまう。しかもオチてねぇし。布団ってなによ布団って。




追記:これは2008年3月22日にmixiに載せた日記の再録です。
この前日、会社の同僚のお父さんの葬儀がありました。

空はとても晴れていて、夜まで天気も崩れず、真ん丸の月が冴え冴えと照っておりました。

重ねて書くことになってしまいますが、自分が死んだら、晴れわたった空の下で送られたいと思います。
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : なんとなく書きたいこと。。 - ジャンル : 日記

17:54  |  日記  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

コメントを投稿する

URL
コメント
パスワード  編集・削除するのに必要
非公開  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

この記事のトラックバックURL

→http://dameningensagami.blog95.fc2.com/tb.php/4-911a300c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。