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2011.03/14(Mon)

道央TSUTAYAの記録その1。3月11日金曜日。

 ド頭で。とても分かりやすくありがたく、心理的不安焦燥感無力感が軽減された気がしました。

東日本巨大地震・道民ができることのまとめ/原 悟克さん

 北でもできることって、あると思うんですよ。

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 3月11日(金)

 大きな地震がありました。

 お見舞いとかお悔やみとか、すみません言えません。どんなに言葉をつくしても、自分から出た言葉が全てぺらく感じてしまうので。

 ただ、11日から今日まで、感じたことを書きたいと思います。

 不快に思われる方もいらっしゃることと思います。申し訳ありません。


 長くなりそうなので、日別に分割します。


【More・・・】

3/11(金)14:46

 その日はとても晴れた日で、私はいつもの大学配達に向かうべく、車に乗り込み先方に電話も終えて、呑気に携帯を操作しておりました。
「今日はどの曲を聴きながら行こうかな~」なんて思いながら。

 最初は、車の異常振動だと思いました。

 次は強風を疑い、窓を開けました。

 そして、隣に止まっている車が激しくぐるりぐるりと揺れるのを見て、エンジンを止め、片足を地面に着けました。それでも揺れてる実感は乏しかったのです。低速の船に乗っている感じでした。

 地震……か? と思いながら、店を振り返った時、ぱらぱらと出てくるお客様が一斉に携帯で連絡をとろうとしています。
 ここでようやく確信し、すぐに店に戻りました。

◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇

 1階の書籍・ゲーム・CDセルはまったく異常なし。棚からの商品落下もありませんでした。

 しかし2階のレンタルは通路の4割が、落下したDVDパッケージに覆われていました。
 すぐにお客様を什器間通路から広い場所へ誘導し、パケ回収を始めるレンタルスタッフ。

 しかし私は、配達に行く先様に連絡を入れてからでなければ、と思い、電話すること三度。すぐに繋がりました。いやあ、日頃の行い? (いやDoCoMoの底力)

大「もしもし○○大学図書館です」
我「お世話になっております、TSUTAYA○○店相模です」
大「ああどうも~。凄かったですね地震」
我「そちら大丈夫でしたかっ!? 配達行っても大丈夫ですか?」
大「ええ全く大丈夫でした。配達大丈夫です 」

 ここで再び余震。レンタルフロアからは、パッケが落ちる乾いた音が断続的に。あああありゃあ相当数落ちたぞ……。

我「よっ、余震ですねっ!!」
大「そっ、そうですねっ!! きょ、今日はやめましょうかっ」
我「そ、そうですねっ!! 失礼します、お気を付けて!」
大「はい失礼します。そちらもお気を付けて!」

 結局、配達をパスさせて頂きました。10年近く配達していて、行くっつったのに辞めたの、これが始めてです。

◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇

 配達パスって着ていた上着もその辺にぶん投げ、すぐにレンタル売場に出ました。残念ながらパッケの並びなどは解らないので、もっぱら床に散乱したパッケを回収、ある程度同タイトルを集めてレンタルスタッフに渡す、という作業に没頭しました。その間5分だけ、2階のお客様立ち入りを控えて頂きました。

 5分後、再びお客様が入って来まして、私は車に置いたままの配達荷物を回収する為の前準備として、ぶん投げた上着を再び着込むために事務所に入り、ついでに許可を頂いて自宅に電話をしました。ここでも日頃の行い発揮。二度目には繋がりました。(だからDoCoMoの底力)
 他のみんなは何度掛けても全く繋がる気配がないと言います。店長も店電話を大開放、うちの主婦スタッフたちが事務所の電話から自宅の子どもたちと連絡を取り合おうとしますが、もうこの時には「電話が繋がりにくい状況」が始まっていました。

 仕方なく、母さんスタッフ2名が即時退勤、残った者達も交替で家族と連絡を取ることになったのですが、まあ連絡できないったらない。
 それにこの時は、たった今感じた揺れがこんなに大きな状況になるとは、想像さえしていませんでした。いつもよりも大きめの、しかも珍しく横揺れの地震が来た、それ位の認識でした。皆が心配していたのは、自宅の棚の上の荷物が落ちてないだろうか、うちの金魚は無事だろうか、ワンちゃんは、ネコちゃんは、というものでした。

 しかし私は、直後にツイッターを開き、全国のフォロワーさんが一斉に「地震!」しかも「でかい!」と呟いているのを見ていたので、もう一度、余震が来るのではないだろうか、という不安を覚えました。

 そしたらやはり。

 三度の余震。落ちるパッケージ。クイックパケ(抜けば貸し出し中になるやつ)だったのですが、中パケのケースが落下の衝撃で数個、壊れました。近くの棚を押さえながら、(でもほとんど抑えてる意味なかったような気がする)什器間通路のお客様を全て広い通路に出し、揺れが納まるのを待ちました。とても長く感じました。

 棚にパッケを戻すのも三度目、もうね、いい加減怪我人出たらどーすんのよ。というわけで店長に「1時間ほどレンタル閉めましょ!」と言いました。副店長も同意見だったらしく(三度も同じ場所直してりゃねえ)最後まで渋った店長を強引に説き伏せて階段を締め切りました。20分後、地震時に2階に上がっていた方への貸し出しも終わり、店員以外誰もいない状況に。
 そしたら返却は下で受けなきゃないって話ですよ。不慣れだっつのに文句ひとつ言わんと、CDセルスタッフも、うちの書籍スタッフも、よくやってくれました。
 ……て、よく考えてみりゃ、レンタルスタッフ一人乃至二人、下で返却待機してても良かったんとちゃうか?

 なんていう、ね、軽い毒も吐きながら進めていきますよw。

◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇

 レンタル再開は17時と決まり、1階で返却を受け続け、声枯れるねえなんて思っている時に、誰かが2階の状況を
教えてくれました。
「返却もすっかり片付いてスタッフはレジ前で談笑、社員は事務所でタバコ吸ってるって」

 あっっっっはははははははははは!
 てめえらそこ正座しろ!

◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇

 ま、ね。そんなこんなで一瞬荒らぶりましたけどね。
 後輩ちゃんが社員に抗議に行ってくれました。さすがだ。私その時間レジから離れられず。いやもう、どうしたんだって位、お客様が来るのです。(この激混み、いつもは1階2階にばらけてるお客様が、全員1階にいたのでこうなったんですけどもね。)そんなこんなで、ずぅ~~っとレジを叩き続けていました。
 レジに入って40分後。ほんの少しだけ客足が途絶えて、レジの中で一息つきました。

 そこに、一人の少年(中学生)が、友人3名と一緒にレジ前を通り過ぎて行きました。聞こえよがしにこう言いながら。

「2階閉まってるって、TSUTAYAマジつかえねー!」

 そうかそうかおまへパッケの角で頭ぶつけて怪我したいんかようしよう~~しよく分かったぜ。こっちは手前が怪我しないようにって思って閉めてんだよ店長なんてホントは閉めたくなかったらしいんだよでも怪我したら大変だろが。なんだよこのまち、大っっっっっっ嫌いだ。

 ああ。本音が思わず。全ては心の中で叫ぶだけにしておきましたよ。

◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇

 ようやく休憩入ったのが17:30頃。
 同時に休憩に入ったスタッフから、mixiの情報を得ました。いや自分もmixiやってるんですが、もっぱらツイッターだけで精一杯なんです。TL(タイムライン・自分がフォローしている方々の呟きが流れる)が凄い勢いで流れていて、しかもその内容が、いつもと同じじゃない。普段なら特定クラスタ様のTLだけを見るのですが、このときばかりは自分がフォローしている全てのTLを見てました。

 で、mixiですよ。なんだかね、私の住んでる町が道路冠水してるとか、すぐ隣の町の住人さんたちが、19時の満潮あわせで自主避難するとか、そんな話が流れてるそうなんです。ええと、あっちでいうとこのツイッターみたいなやつ? で。そらもうびっくりですよ。水道管破裂したのか? とか、近くの川溢れたか?(しかも2本あるから)とか、心配ばっかり膨らむわけです。しかもこの日の定時は21時ですから。
 あわてて家に電話しましたが、さすがのDoCoMoでも繋がりませんでした。しかたなしにメール。こっちは繋がる大丈夫っ。
 ――しばらく待つと返信が来ました。ひとまず家の回りではそんな様子、かけらもないそうです。……うーむ。mixiの情報、どこのこと言ってたんだ? 2丁目じゃなくて1丁目のことか? まさか西港か東港にでも行ってんのか? だったら超絶説教しとけ、と情報提供者に言っときました。

◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇

 さて情報弱者、外(本州)の状況がさっぱりわかりません。そいえば、地震発生後1時間以内にiPhone持ってる社員さんが見せてくれた画像以外、何もわからないままです。その時の画像はお台場の建物が燃えているものでした。「お台場燃えてる!」て聞いて、全員がびびりました。

 ツイッター上で心配のリプライを頂き、こちらはまっっっっっっったく無事ってお伝えしたり、その時にここの津波映像が全国に流れたのを知ったり、つか津波あったのっ!? て知ったり(おっそい!)、とにかく正確な情報を仕入れるためにあらゆる検索をしたり、その過程で北海道ぜんぜんマシだってどんどんわかったり。
 でも、北海道マシって理解はしたけど本当はわかってなんてなかったんです。文字って本当に冷静に並んでるんだなあ。

◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇

 休憩から戻って普通に働き、1時間残業して自分の担当している文庫棚を少しきつめに補充しておきました。地震で雪崩たら困りますもの。

 22:40ころ車に乗り込み、しばらく暖気しながら落ち着いてツイッターを読みました。でもその内容に、どんどん心配が広がって行きました。もしかしてこれは、とんでもないんじゃないかと。しかしここで心配して落ち込んでも仕方がない、まずは家に帰ってから。23:00、ようやく車を発車させました。帰りに軽い晩飯買って帰らないと。

 ……家についたの0:00でした。あれ? いつもは10分で着くのに、買い物したって30分で着くのにおかしいねえ。ま、途中通行止めくらって迂回したからですが。海沿いの国道が全部止まってました。
 同居人にはTVを見る前に「覚悟して」と言われました。
 で、0:12にとうとうTVを着けたんですが、……もう、言葉もありませんでした。

 気仙沼とか。襲う津波とか。

◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇

 あまりの映像に言葉もなく、ご飯もそもそ食べた後、さらにしばらくニュースを見続け、2:00ころ就寝。念の為枕元に懐中電灯、眼鏡かけっぱなしで。

 あ、眼鏡かけっぱの件ですが、絶対ナシの方向で。次の日の朝は、どっかにぶっ飛んだ眼鏡を探すことから始まりました。

◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇

 今回はここまで。

 次は3月12日(土)の模様。のろのろ書くので数日後かもしれません。

 この日、私はここまで生きて、10年以上も書店員を勤め続けて始めて、自分の仕事に疑問を持ちました。そのへんはツイッターで我慢できずに吐露してしまいましたが、こちらでもきちんと書こうと思います。

 ここまでお読み頂き、ありがとうございます。

 では、また。
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テーマ : 地震 - ジャンル : 日記

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